ミームコイン
PENGUを買うとペンギンNFTも手に入る? ブランドと保有権の違い
PENGUトークン、Pudgy PenguinsのNFT、店頭のぬいぐるみは同じブランドに関わりますが別のもの。コインの購入で何を持つことになるのか、資料から区別します。

この記事のポイント
- PENGUと、特定のペンギンNFTは別の資産。
- PENGUの購入で、企業の株式やNFTの画像利用権が自動的に付くわけではない。
- ブランドの企画や特典は、対象者と判定条件を個別に確認する。
同じブランドでも、持つものが違う
| 対象 | 何を指すか |
|---|---|
| PENGU | 交換可能なトークン。個別NFTの所有とは別 |
| Pudgy PenguinsのNFT | コレクション内の特定のNFT |
| おもちゃ・ぬいぐるみ | 実物の商品。購入者向けの企画は個別条件による |
| 企業の株式 | PENGU購入で株式持分が得られるという説明ではない |
NFTから生まれたブランド、その後のトークン
Pudgy Penguinsは、ペンギンのNFTだけでなく、実物のおもちゃやゲーム、映像などにも広がるブランドです。公式サイトの沿革はNFTコレクションの開始と、その後のPENGUトークンの登場を別々の出来事として紹介しています。ブランド全体の名前と、そこで発行された一つの資産を同じものとして扱わないことが出発点です。
店頭でペンギンのぬいぐるみを見掛けたり、SNSでキャラクターが広まったりしても、それだけでPENGU保有者の権利が増えたとは分かりません。商品の売上、キャラクターの知名度、トークンを持つことで利用できる機能は、確認する項目が違います。まず、発表がどれについての話なのかを確かめる必要があります。
PENGUと、個別のペンギンNFTは別の資産
発行者のMiCAホワイトペーパーはPENGUを交換可能なトークンとして説明し、Pudgy PenguinsのNFTを別の対象として扱っています。PENGUの残高を持つことと、コレクションの中の特定のNFTを所有することは一致しません。PENGUを買っただけで、個別のペンギンNFTや、その画像の利用権が自動的に付くとは説明されていません。
同資料は、PENGUの購入によってプロジェクトの株式持分や法人に対する請求権が得られるわけではないとも記載しています。一方で、コミュニティーへの参加や一部の提携先での利用という位置付けを説明しています。企業の株式、NFT、トークンでは何を持つことになるのかが違うため、ブランドが同じでも読み替えはできません。
特典が出たら、対象と日付を確認
コミュニティー向けの企画を見るときは、対象がNFT保有者なのか、PENGU保有者なのか、それとも通常の商品購入者なのかが重要です。最低保有量、対象ネットワーク、判定の時刻、対象地域などは企画ごとの条件になります。過去にどこかの保有者へ配布があったという話だけでは、現在も誰でも受け取れることにはなりません。
また、MiCA形式の資料が公開されていること自体を、行政による価格や安全性の承認と受け止めるのも誤りです。参照した資料は当局に承認された文書ではない旨を明記しています。今回確認したのはブランドとトークンの位置付け、保有による権利の説明であり、進行中のエアドロップや将来の特典を告知する記事ではありません。
出典・参考資料
- Pudgy Penguins|公式PENGU・ブランドサイト
- Simple Action Limited|PENGU MiCA White Paper
- Pudgy Penguins|Official Shop
内容は確認日時点の資料に基づきます。利用条件や今後の日程は、リンク先の最新の案内もご確認ください。